九電テクノシステムズの電気所遠隔監視制御装置

製品詳細

電気所サーバ

九州電力送配電株式会社殿は、2001年に220kV以下の発変電所監視制御装置を信頼度を維持しつつ低コストで実現するために、保護装置を除く盤の機能を「電気所サーバ」として統合した仕様を策定。
当社では2001年以降、この仕様に準拠した電気所サーバの製造・販売・保守を行なっております。

*「電気所サーバ」とは、発変電所の情報を受け渡しする装置という意味で命名されたものです。

これまでの課題を解決

  • テレコン・補助盤・監視制御盤の機能を統合
  • これまでの盤間ケーブルを削減
  • 監視制御機能の向上が容易(数年毎に機能増強中)
  • 盤面数は1面から(発変電所の規模によります)
  • 発変電所監視制御装置のトータルコスト低減効果大(当社比)

外観および機能ブロック

特徴

  • 機能統合と省スペース化
    監視制御盤、補助盤、テレコン盤(最大4セット)機能を統合し盤面数を大幅に削減。配電用変電所(送電線2回線、変圧器3台)規模では、従来の6面を3面に削減。
  • 従来との入出力は互換
    制御所システムへの情報伝送(CDT,HDLC)は既設テレコンと完全互換になっています。
    現地機器との接続は、従来と同じ接続であり、特殊な変換は必要ありません。
  • 直接運転にはWindowsノートPCを採用
    制御所システムと同じような単線結線図画面および3OSF画面を搭載
  • 機能のトピックス
    ①各ユニットや電源装置は、ユニットや部品単位で容易に交換可能(装置寿命の延命化)
    ②GPS時刻同期により、3OSF画面の状変時刻は高精度で表示。
    ③開閉器のリミットSW(開、閉)の不一致状態を常時監視、開閉器毎に異常を表示します。
    ④同期投入機能(ループ・異系統)を標準搭載しています。
    ⑤状変記録をCSV形式でファイルに出力できます。
    ⑥水力発変電所の発電機自動制御盤がPLCの場合、PLCとのLANデータ統合が可能です(オプション)
    ⑦JEAG1111電力制御システムセキュリティガイドラインに準拠したセキュリティ対策準拠
  • IP伝送にも対応
    制御所システムとIP伝送で接続します。伝送プロトコルはJEMA規格のPMCNを採用

*九州電力送配電株式会社殿の場合

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