日々改善と成長を重ねてより良い製品を生み出したいです

生産部門2011年入社

K.H

想像力を働かせるLEGOの楽しさにハマる

どんな子ども、学生でしたか?

小さい頃は一人遊びが好きでした。親から買ってもらったLEGOにがっつりハマって、完成見本を見ながら「これ、どうやって作るんだろう?」と想像力を働かせて作るのが楽しかったですね。今仕事で感じる達成感は、あの時から始まっていたのか…と考えたりもします。小学校から高校を卒業するまではバレーボール一筋でした。高校もスポーツ推薦枠があって先輩方が行かれていた工業高校に進みました。勉強は、あまり得意じゃなかったです(笑)。専門の教科よりも国語や数学の成績の方が良くて、「なんでここに来たんだろう?」って。授業は楽しかったですけどね!

会話している様子
仕事している様子

社員さんの人柄の良さを感じた

入社の決め手は?

高校が電子工学科だったこともあり、必然的に電気関係の企業の求人が多かったんです。先生から九電テクノシステムズは「九電グループで、安定している」と聞いて、一つの会社で最後まで勤めたい私にとって、魅力的でしたね。ただやはり、資料だけでは会社のイメージがしづらくて。会社に来たのも入社試験の日が初めてでした。門をくぐって歩いていたら、たまたま同じ高校の先輩が声をかけてくれたんです。初対面なのにすごく明るく話してくださり、「いい会社だから、頑張ってね」って。ガチガチの緊張がふっとほぐれました。きっとこの方のように明るくていい人がたくさんいる会社なんだろうな、入りたいという思いが強くなりましたね。今、その直感に間違いはなかったと実感しています。みなさん本当に人柄が良いですし、同期ともプライベートでも出掛けるような間柄です。

仕事している様子

間違いのない、より美しい制御盤を制作

現在のお仕事を教えてください

発電所や、その先の変電所で稼働する「制御盤」の製造と試験をおこなっています。電気は最初、かなり高い電圧値なんですが、それを変電所で変圧して100〜200ボルトまで落とすことで、私たちが暮らしの中で使うことができています。それらの発電所、変電所できちんと電気が送れているかを監視したり、指令を出したりするのが制御盤、つまり電気を送り出す頭脳みたいなものです。私のグループでは、この制御盤を1件名につき2人1組で2〜3ヶ月かけて作り、1ヶ月かけて試験、出荷します。
制御盤は、天井まで届くくらいのでっかい冷蔵庫を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。最初は何もない空の箱に、設計部門から届いた図面を元に、技術や工夫を凝らしながらより美しく間違いなく配線していく。まさに職人作業です。ゼロから製品が完成した時はすごく達成感がありますね。電力を止めずに供給するための重要な部分なので、「私たちが安定した電気を送っているんだ」とやりがいも感じます。

仕事している様子
K.H

ONE DAY

生産部門の1日

8:00出社

朝は余裕を持って出社です!

8:50朝礼/メール確認

他部署や協力会社の方とのやり取りを朝に行います。

盤製品の製作/試験

9:00~17:30盤製品の製作/試験

発変電所に納める制御盤や保護盤を組立て、配線作業を行います。

盤製品の製作/試験

18:00~21:00家族と過ごす

休日の写真ですが、家の中でも子供と走り回って遊んでいます(笑)

家族と過ごす

21:00就寝

子供と一緒に寝ています。

仕事している様子

感謝の気持ちを胸に向上していきたい

将来、目指している姿は?

大事にしているのは、高校の部活の先生から教えていただいた、「俺が俺がの〝我(が)〟を捨てて、おかげおかげの〝下(げ)〟で生きる」の言葉。どんな立場になっても、周りの方への感謝だけは忘れないようにしたいです。いちばん最初に制御盤を見た時、「これが自分で作れるの!?」と驚きました。でも配線図の読み方から製品の基本動作、エラーの発見など数年かけて習得し、今では部下だけでなく新任上司にも説明できるまでになりました。それも入社当時の上司が優しくも厳しく指導してくださり、技術を惜しみなく伝えてくれたおかげなんです。私もさらに技術の向上に努めて、後輩たちに伝えていきたい。そのためにも、無駄を省いたり、やり方を変えたりと、できる改善活動はどんどんしていきます。「こうしたい」という提案を歓迎してくれる環境が、ここにはありますから。

仕事している様子